2015/10/29●資源価格大暴落に伴う単価修正と逆有償のお願い

平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

このたび、6月後半から続いております資源価格の大暴落を受けて、日本資源再生事業組合連合会、長野県資源回収事業組合(県内97事業所)にて、鉄くずの一部を処分費を受け取って引き取る「逆有償」とさせていただく方針が確認されました。

電気炉鋼のうち安価な中国産が世界中に出回り、日本国内の生産量が減っていることなどが価格暴落の原因と言われております。その他鉄鉱石、銅、ニッケル、アルミ等の金属資源全般の価格低下も影響しております。特に長野県は、鉄鋼メーカーがなく、県外までの運搬コストもかかるため、低い価格水準がこれからも続くと予想される中で、一部逆有償と相成りました。何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

業界全体でも、資源リサイクルを継続して円滑、効率的に推進していくために、お取引先の皆様への影響をできるだけ抑えた安定購買を目指しておりますが、昨今の鉄スクラップを取り巻くマーケット環境の悪化が続く場合には、極めて遺憾ながら、その状況に応じて価格対応を余儀なくされることもありますこと、何卒ご理解賜りますよう重ねてお願い申し上げます。

お取引先の皆様におかれましては、何卒ご理解を賜り、これまで通り選別、出荷の継続をお願い申し上げます。

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鉄スクラップ・小型家電に関するお願い(平元商店)
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資源価格大暴落に伴う単価訂正と逆有償のお願い(長野県資源回収共同事業組合 2015年10月21日)
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鉄くず一部処分費徴収(信濃毎日新聞 2015年10月21日)

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